実体験

7日移動平均の算出と表示について

7日移動平均の算出と表示について
テクニカル指標の変数は、以下の範囲で変更できます。

7日移動平均の算出と表示について

移動平均線 (単純移動平均線)

■移動平均線
移動平均線には、以下のような種類があります。(例:5日間)
【例】1日目:100、2日目:200、3日目:300、4日目:400、5日目:500
【単純移動平均線(Simple MA)】日々の価格を平等に加重(1/5=0.20)
5日間単純移動平均線(Simple MA)は、5日間の終値に1/5をかけて算出します。
=(100+200+300+400+500)÷5日間=100x1/5+200x1/5+300x1/5+400x1/5+500x1/5=300円
【指数平滑平均線(Exponential MA)】直近の価格を最重視して加重2÷(5日+1)=0.33
【加重移動平均線(Weighted MA)】直近の価格を重視し徐々に減らす(1・2・3・4・5)
=(100x1+200x2+300x3+400x4+500x5)÷(1+2+3+4+5)=366
【三角移動平均線(Triangle 7日移動平均の算出と表示について MA)】中央の価格を加重(1・2・3・2・1)
5日間三角移動平均線(Triangle MA)は、中央の日に大きなウェイト(整数)をかけて算出します。
=(100x1+200x2+300x3+400x2+500x1)÷(1+2+3+2+1)=300
【正弦加重移動平均線(Sine-Weighted MA)】中央の価格を加重
5日間正弦加重移動平均線(Sine-Weighted MA)は、中央の日に大きなウェイト(正弦の値)をかけて算出します。

■単純移動平均線の特徴
単純移動平均線とは、所定の期間の価格(通常は終値を使用)の平均値です。
10日間移動平均線は、過去10日間の終値の平均値、
10週間移動平均線は、過去10週間の終値の平均値、 7日移動平均の算出と表示について
10年間移動平均線は、過去10年間の終値の平均値です。
例えば、第1日目が10円で、毎日10円ずつ上昇している相場があるとします。
10日目は、100円になりますから、
10日移動平均線は、(10+20+30+40+50+60+70+80+90+100)÷10日=55円です。
11日目は、110円になりますから、
10日移動平均線は、(20+30+40+50+60+70+80+90+100+110)÷10日=65円です。
第1日目の10円を引き、第11日目の110円を加えて、1日間移動させることから、「移動」(Moving)「平均」(Average)線と呼びます。

【特徴1】
10日移動平均線は、毎日の終値で10日連続買い付けると仮定した場合、平均的な買いのコストだと想定できます。(注:正確には、出来高を加味すべきです。)
・価格が移動平均線を上回っている⇒平均的な買い方に含み益が発生している
・価格が移動平均線を下回っている⇒平均的な買い方に含み損が発生している

【特徴2】
直近の新しい価格を「加えて」、古い価格を「引き」ますので、「加えた価格」と「引いた価格」の大小により、単純移動平均線は増減します。
・新しい価格>古い価格ならば、単純移動平均線は大きくなります。
26日移動平均線が前日よりも大きくなったということは、26日前の価格よりも高い、ということで、上昇トレンドの可能性が高いことになります。
一目均衡表の「遅行線」(遅行スパン)は、この考え方です。
・新しい価格<古い価格ならば、単純移動平均線は小さくなります。
26日移動平均線が小さくなったということは、26日前の価格よりも低い、ということで、反落の可能性が高いことになります。

【特徴3】
短期の移動平均線は、短期的な方向性(トレンド)を表し、長期の移動平均線は、長期的な方向性(トレンド)を表します。
大きな価格変動が起きた場合、短期の移動平均線はすぐに反応できますが、長期の移動平均線はすぐに反応できません。
このため、短期と中期と長期の移動平均線を組み合わせることで、トレンドの方向性、転換を見極めることになります。

■応用:
単純移動平均線は、「ボリンジャー・バンド」「乖離率」などに応用されています。
7月の毎日の平均気温が30度だとします。7月の平均気温ですから、グラフ上では、7月16日辺りに記録するのが通常だと思います。
しかしながら、単純移動平均線では、7月の平均気温は8月1日に記録します。
【乖離率】
7月の平均気温が30度の時、8月1日の気温が35度まで上昇したとします。
35度は、これまでの平均気温30度から5度高めに乖離していますので、トレンドを逸脱しているのではないか、と思います。これが「乖離率」の考え方です。
【ボリンジャー・バンド】 7日移動平均の算出と表示について
7月の平均気温が30度の時、8月1日の気温が35度まで上昇したとします。
7月の気温は、平均気温30度から、大凡±4度程度で推移していたとします。
35度は、平均気温30度+4度=34度よりも高いことになりますので、「異常値」の可能性が高いといえます。これが、「ボリンジャー・バンド」の考え方です。
ボリンジャー・バンドで、「単純移動平均線」を使用し、「指数平滑移動平均線」を使わない理由は、ボリンジャー氏は、「標準偏差」で「単純移動平均線」を使用していることで、複雑化を避けるため、と述べています。

■短所
単純移動平均線は、過去の一定期間の価格の平均値ですから、上昇(下降)トレンドを形成している場合、トレンドから遅れがちになります。
この短所を補うため、最初の頃の価格よりも、最近の価格に、相対的に重点を置いた移動平均線が考えられ、「累積加重移動平均線」「指数平滑移動平均線」と呼ばれます。
また、10日間移動平均線だけではなく、より短期間(5日間以内など)の移動平均線を組み合わせることにより、より短期のトレンドを見極める方法もあります。
【3日間移動平均線】

■使い方のポイント
(1)トレンド(方向性)の明確化・確認
相場変動をならすことで、相場の方向性、流れが明確になり、上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか確認することができます。
(2)支持線(サポート)と抵抗線(レジスタンス) 7日移動平均の算出と表示について
移動平均線は、上昇トレンドならば、支持線(サポート)として、下降トレンドならば、抵抗線(レジスタンス)として作用します。

取引ルール

【買いシグナル】
(1)中・長期線が下降の後、横ばいか上昇傾向にある時、短・中期線が、中・長期線を下から上に突き抜けた場合(※ゴールデン・クロスといいます)
(2)中・長期線が上昇し続けている時、短・中期線が、中・長期線の下に下降した時
(3)7日移動平均の算出と表示について 短・中期線が上昇し続けている中・長期線の上にあり、中・長期線に向かって下降したが、突き抜けず再び上昇した場合
(4)短・中期線が下落し、下落している中・長期線から下に大きく乖離した時

【売りシグナル】
(5)中・長期線が上昇の後、横ばいか下落している時に、短・中期線が中・長期線を下に突き抜けた時(※デッド・クロス、といいます)
(6)中・長期線が下降し続けている時、短・中期線が、中・長期線の上に上昇した時
(7)短・中期線が下降し続けている中・長期線の下にあり、中・長期線に向かって上昇したが、突き抜けず再び下落した場合
(8)短・中期線が上昇し、上昇している中・長期線から上に大きく乖離した時

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テクニカル分析辞典

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移動平均法による評価方法をわかりやすく解説

移動平均法による評価方法をわかりやすく解説

企業の利益を把握するうえで、売上原価管理は無くてはならない業務のひとつです。棚卸資産の原価を正しく把握できていなければ、利益の数字が不正確となり経営判断や戦略に大きな影響を及ぼすでしょう。
その原価計算をより正確なものとする方法に「移動平均法」があります。リアルタイムに仕入れ原価を算出するので、より高い精度で利益を算出することができるのです。
そんな便利な「移動平均法」ですが、すべて内容を理解しているという方は多くないかもしれません。当記事では移動平均法の概要やメリット・デメリット、具体的な計算方法、総平均法との違いについて解説します。

移動平均法とは?

移動平均法では、棚卸資産の対象となる商品を仕入れるたびに平均単価を算出します 。そこで算出された単価を売上原価とし、期末の棚卸資産の評価額に設定するのです。
つまり移動平均法を取り入れることで、 期末だけではなく期中でも棚卸資産を評価できるようになります仕入れの受け入れのたびに平均単価が毎回算出されるので、平均単価が予測ではなく、計算式に基づく額となるのです。
また移動平均法は売上単価を確定する際に役立ちます

移動平均法の必要性

移動平均法の公式

平均単価=(受入棚卸資産取得原価+在庫棚卸資産金額)÷(受入棚卸資産数量+在庫棚卸資産数量)

受入棚卸資産取得原価とは、今受け入れた仕入れの金額を指します。また在庫棚卸資産金額はその時点の在庫金額です。
つまり、移動平均法では受け入れ前の評価額に受入分を足して、仕入れるたびに平均単価を再算出することになります。
例えば、期首を2月1日とする場合で、毎月1日に仕入れを行ったケースで見てみましょう。

2月1日:仕入れ100個・単価100円・仕入原価10,000円
3月1日:仕入れ50個・単価130円・仕入原価6,7日移動平均の算出と表示について 500円
4月1日:仕入れ120個・単価90円・仕入原価10,800円

商品有高帳を用いた移動平均法の計算例

商品有高帳は、店舗や会社に残る在庫の状況を記録する補助簿 です。仕入れや売上があったたびに取引日や内容、数量、単価、金額を記入します。

5月10日 商品100個を@500円で仕入れた
5月11日 商品200個を@600円で仕入れた
5月12日 商品250個を売り上げた

【商品有高帳】

日付適用受入払出残高
数量単価金額数量単価金額数量単価金額
510仕入10050050,000 10050050,000
11仕入200600120,000 200566113,200
12売上 250566141,5005056628,300

移動平均法を活用するメリット・デメリット

移動平均法最大のメリットは、棚卸資産を受け入れるたびに再計算されるため、 リアルタイムで評価額を把握できること です。移動平均法を利用しない場合、前年度実績や担当者の感覚による曖昧な評価額となりがちです。

移動平均法を導入することで、 常に最新の評価額や変動を把握することができ、柔軟な経営戦略を描けます。つまり移動平均法は売上や利益の拡大へとつながる のです。

デメリット

移動平均法は、前述の通り商品の受け入れをするたびに平均単価を算出しなければなりません。よって「計算の手間」が最大のデメリットといえます。

しかし、多くの中小零細企業では移動平均法の算出は何らかの仕事と兼務することとなります。一時的な取り組みでは移動平均法の効果が現れないので、これから取り組みを開始する企業は注意しましょう。

移動平均法と総平均法の違い

一方、総平均法は仕入れのたびではなく、一定期間をまとめて計算します。どちらの方法も原価を平均で算出し、棚卸資産の評価額とする目的は同じです。

仮想通貨の確定申告で利用される「移動平均法」「総平均法」の違いとは?

仮想通貨の確定申告で利用される「移動平均法」「総平均法」の違いとは?

仮想通貨の確定申告で利用される「移動平均法」「総平均法」の違いとは?


このケースにおいては、購入した3BTCのうち、売却した1BTCに係る取得原価(= 100円)と、売却時の時価(= 150円)の差額である50円が所得として認識され、移動平均法と総平均法の間で計算結果に違いはありません。

計算例2:仮想通貨の購入が2回以上ある場合

ビットコインを、①〜④の順で購入・売却した。
①時価100円/BTCで1BTCを購入
②時価150円/BTCで1BTCを購入
③時価200円/BTCで1BTCを売却
④時価275円/BTCで1BTCを購入


本設例においては仮想通貨の購入が計3回、売却が1回となっており、仮想通貨を売却した際の売却時価に対応する原価について、取得価額をどのように算出するかによって所得計算の結果がかわることになります。


まずは移動平均法についてです。移動平均法においては、 仮想通貨の取得価格(単価)は仮想通貨の購入の度に計算 します。

③の売却時においては、直前の②の購入までで計算された単価である125円をもって原価とするため、200円 – (125円 × 1BTC)= 75円が所得金額となります。


総平均法においては、基準期間(本設問においては①〜④の取引を含む全期間)に購入した金額合計を、基準期間に購入した仮想通貨の数量合計で除して、基準期間全体で一律の取得価額(単価)を利用します。

したがって、200円 – (175円 × 1BTC)= 25円が所得金額となります。

移動平均法と総平均法の違いは「計算のタイミング」

上記設例のように、移動平均法と総平均法の最大の違いは購入した 仮想通貨の取得価額(単価)を計算するタイミング です。移動平均法は購入の都度取得価額(単価)を計算しますが、総平均法は基準期間の最後にまとめて取得価額(単価)を計算します。

ビットコインなど仮想通貨の総平均法・移動平均法の違い

取得原価の計算方法について、前提仮想通貨の購入単価の計算に 移動平均法を使用した場合と総平均法を使用した場合の計算結果は、単年度では異なるものの、将来にわたって生じる所得金額は一致 します。

しかし、2017年度の仮想通貨市場や上記設例2のように、基準期間を通じて相場が 上昇トレンドの場合に総平均法を用いると 時価のあがった後半の期間に仮想通貨の購入を行うことにより、所得計算を行う売却時に利用する 取得価額(単価)が上昇するために結果として所得金額が少なくなる ことが多くなります。

総平均法の採用にはデメリットも

【移動平均法】

  • 購入の都度取得価額(単価)を算出するため、計算が煩雑
  • 経済的な実態に即した計算方法
  • 年度中に所得計算ができるため、所得の見積りや納税資金の準備が行いやすい。

【総平均法】

  • 年度内のすべての購入を集計し、一度で単価を計算できるため計算が容易
  • 7日移動平均の算出と表示について
  • 購入タイミングや市場のトレンドによっては経済的な実態と乖離してしまう可能性がある。
  • 年度が終わらないと取得価額(単価)がわからないため、納税資金の準備が行いづらい。

移動平均法・総平均法で仮想通貨取引を計算するには?

ビットコインなどの仮想通貨における 移動平均法・総平均法の計算方法と、その詳しい違いについてご紹介してきました。これらの計算を手作業でやると、かなりの時間と労力が必要になると想像できるでしょう。 特に移動平均法の計算は非常に煩雑です。

そんな仮想通貨の計算や確定申告に関する負担を軽減するため、Aerial Partnersでは 仮想通貨の損益計算ソフト「Gtax」を提供しています。

移動平均線を使いこなす

移動平均線を使いこなす

グランビルの法則

赤い番号付きの丸が買いの場面、グレーの番号付きの丸が売りの地点です。

買い(赤い丸)

  • 移動平均線を株価が上抜いたら買い
  • 株価が再び移動平均線の下へ抜けるもその後切り返して移動平均線の上へ出たら買い
  • 7日移動平均の算出と表示について
  • 株価が下がってきて移動平均線へと接近したのち再上昇で買い
  • 移動平均線から株価が大きく離れたら買い

売り(グレーの丸)

  • 移動平均線から株価が大きく離れたら売り
  • 移動平均線を株価が下抜いたら売り
  • 株価が再び移動平均線の上へ抜けるもその後抜けきれずに移動平均線の下へ出たら売り
  • 株価が上がってきて移動平均線へと接近したのち再下落で売り

グランビルの法則は、一見すると複雑に見えますが、簡単に言えば移動平均線に対して株価の位置が近づく、離れる、交差する、3つの点で買いか売りを仕掛けるというもの。主にスイングトレードなどの日をまたぐ短期取引においては必須の知識といえます。位置関係を確認して実戦で使用することで少しずつ頭の中へ入れていきましょう。

#03 ゴールデンクロスとデッドクロス

売買のタイミングを測るためのサインとして、ゴールデンクロスとデッドクロスと言うものがあります。ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へとクロスしたタイミングで買いサインというものです(下記画像向かって左。点線が短期移動平均線)。

一方で、デッドクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へとクロスしたタイミングで売りサインというものです(下記画像向かって右。短期移動平均線)。

ゴールデンクロスとデッドクロス

こう見ると、さきほどの『グランビルの法則』の交差で売買の法則に似ているように感じます。しかし、『グランビルの法則』の方は「株価と移動平均線の交差」、ゴールデンクロスやデッドクロスは「移動平均線と移動平均線の交差」のことなので、勘違いをしないようにしましょう。

さて、このサインは確かに有名なのですが、実際の使用には注意すべき点があります。短期売買に関しては、株価の動きが激しいと移動平均線と株価のクロスが頻繁に発生してしまいます。

そのため、ダマシ(売買サイン発生に見えるニセのシグナル)がおきることがあります。そんな時にはクロスしたと見せかけて結局クロスせずに終わることも多いため、例えばゴールデンクロスしたと考えて株を買ってしまった場合に、その後株式は上昇せずに下落もしくは横ばいになることもあります。

ゴールデンクロスやデッドクロスを利用する場合に、ダマシにひっかかったと判断したなら素直にいったん仕切り直し(いったん損失を確定させる)をしましょう。

逆に、ゴールデンクロスやデッドクロスによって株の上昇や下落の流れに乗れた場合には、利益をできるだけ伸ばすようにするとよいでしょう。おすすめの応用的な利用法としては、ゴールデンクロスをする前に株を仕込んで、思惑通りクロスをしたら株を売るのではなく、新たに株を買い増しして利益をのせていくという方法があります。

ゴールデンクロス使い方

上記が図説です。

黒い矢印地点で株を仕込んでおいて、クロス後オレンジの矢印で株をさらに買い増しするということになります。クロスが失敗しても、先に仕込んでおいた株式に利益が乗っているため、それほど落胆せずに失敗を受け入れることができるはずです。

なおゴールデンクロスやデッドクロスをした銘柄を目視で探すのは大変な労力を必要としますが、下記サイトでは5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスした銘柄をデータで知ることができます。

デイトレで大きな力を発揮する日足の移動平均線

デイトレ(デイトレード)は1日の株の値動きを利用して売買を繰り返すトレードのことを指します。基本的には1日の値動きを見て取引をするように思えますが、やり手の投資家は 取引前に日足の移動平均線を見て次の日のデイトレの売買スタンスを決める ことがあります。大別すると以下の2点となります。

  • 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス
  • 25日移動平均線のかい離から決定するデイトレの売買スタンス

日足の移動平均線はスイングトレードでおもに利用するものですが、実はデイトレにも活かすことができるのです。具体例を見ていきましょう。

#01 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス

通常を株価のチャートをみると5日移動平均線と株価を示すローソク足が下記チャートのように絡み合って動いていることがわかります。短期的には、5日移動平均線より株価が上にあるときにはその株式に買いが入っている、逆に下にあるときにはその株式に売りが入っていると考えることができます。

5日移動平均線

5日移動平均線を前日に確認して今の株価が上にあるか下にあるかを知っておくだけで、翌日の売買スタンスをどちらにするのか決めることができます。

#02 25日移動平均線からのかい離から決定するデイトレの売買スタンス

そんな時には、一時的にデイトレでリバウンド(株価の反発)を狙うことができます。株価は上がったり下がったりしますが一方方向へと動き続けることはあまりなく自律反発という現象が起きます。

その際には、一時的に大きくリバウンドすることがありますので、そのタイミングをデイトレで狙うのです。移動平均線より株価が大きく離れて下がったら買い目線、逆に大きく離れて上がったら売り目線とスタンスを決めてトレードにのぞむことができます。

このように、 日足のチャート上にある移動平均線をデイトレのような超短期の売買にも利用 することができるのです。参考までに覚えておいてください。

移動平均線を利用するときの注意点

移動平均線はテクニカル分析の代表的な指標ですが、絶対的な指標ではないことを頭に入れておきましょう。その上で、次の点に注意するようにしてください。

  • 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること
  • ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること
  • 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること

#01 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること

売買のスタンスとは、取引の際に買いの目線でいこうか売りの目線でいくかを決めることをいいます。まず移動平均線はこのスタンス決めにもっとも向いています。売買のタイミングを知るためにも使用可能ですが、はじめに移動平均線を利用するときには売買スタンスを決めることから入るようにしましょう。

#02 ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること

さらに移動平均線には売買のポイント(タイミング)を知る機能があります。ただし、売買のタイミングをはかるのは移動平均線のみの利用では心もとなく、ほかの指標を組み合わせて使うことで精度を強化する必用があります。指標は自分が使いやすいものを組み合わせるべきですが代表的なものに以下の指標があります。

チャートの下の方を見ると、緑のまるで囲まれた部分があります。株価が大きく下落して25日移動平均線からかい離した地点(矢印地点)の出来高になります。ほかの出来高よりも明らかに線量が多いことが分かりますが、これはセリングクライマックス(売りの最高潮状態)といえる現象です。

応用的な知識となりますが、移動平均線から大きく離れた状態に株価があるときには、出来高増加などの指標を組み合わせてみてみることをお勧めします。

また日経平均株価と移動平均かい離率の関係(前述)でもマイナス10%程度が絶好の買い場になるとお話をしました。そこに信用評価損益率という数値を取り入れるとさらに信頼度は高くなります。

  • 日経平均株価の25日移動平均かい離率(マイナス10%)
  • 信用評価損益率 買い方(マイナス15%程度)

#03 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること

移動平均線に対して株価が大きく動き売買チャンスだと思えても、いったん思いとどまってその動いた理由を自分で調べてみることも大事です(特に個別銘柄の場合)また移動平均線による買いのシグナルが出現したとしても、一時的なニュースによるものである場合もあります。

移動平均線をより精度高く使用するためには、 移動平均線と株価がどうしてそのような位置にあるのか理由を確認する作業を怠らないことが大事 なのです。その癖をつけることで、手を出すべき局面なのか、そうでない局面なのかを判断できる投資家になるはずです。

移動平均線を使いこなすまとめ

短期投資においては株価の短期的な上下を先回りして予測して売買することが「基本のき」になります。 株価の流れや株価の強弱(買われているか、売られているか)を判断するためのテクニカル指標 なのです。

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補足

テクニカル指標は、メインチャート、サブチャート1、サブチャート2に、それぞれ1種類ずつ表示できます。

テクニカル指標の設定を変更する

  • 1. 「テクニカル」をタップする

補足

テクニカル指標の変数は、以下の範囲で変更できます。

7日移動平均の算出と表示について 7日移動平均の算出と表示について 7日移動平均の算出と表示について
テクニカル指標変数の範囲
移動平均線 短期、中期、長期ともに1~255まで設定できます。
ボリンジャーバンド 期間を1~150まで設定できます。
一目均衡表 転換線、基準線、スパンともに1~150まで設定できます。
指数平滑移動平均 短期、中期、長期ともに1~255まで設定できます。
多重移動平均 最短期間は1~254、最長期間は1~255、本数は15まで設定できます。
パラボリック AF、上限ともに0.01~1.00まで設定できます。
MACD 短期EMA、長期EMA、シグナルともに1~150まで設定できます。
RSI 短期線、中期線、長期線ともに1~150まで設定できます。
RCI 短期線、中期線、長期線ともに1~150まで設定できます。
DMI/ADX DI、ADX、ADXRともに1~150まで設定できます。
ストキャスティクス %k、%D、Slow%Dともに1~150まで設定できます。
移動平均乖離率 短期、長期ともに1~255まで設定できます。
サイコロジカル 期間を1~255まで設定できます。
標準偏差 期間を1~255まで設定できます。
モメンタム 期間、シグナルともに1~255まで設定できます。

比較チャートを表示する

  • 1. 片方の銘柄のチャート画面で、「テクニカル」をタップする

補足

比較チャートを表示している場合は、同時にサブチャートは表示できません。

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