【スマホも】フィボナッチエクスパンションで決済目標見極める。
インジケーター解説
この記事では 『フィボナッチエクスパンション』 というツールについて解説していきます!
「フィボナッチ リトレースメント 」の方は使ったことがある方も多いかと思いますが、ご存じない方はこちらをどうぞ→フィボナッチでFXを攻略!相場で意識される理由、引き方から使い方まで徹底解説
フィボナッチリトレースメントは基本的に エントリーポイント を探るためのツールであるのに対して、
フィボナッチエクスパンションの方は 利確目標 を見つけるために使うツールになります。
利確目標が立てられないと、 少し逆行しただけで決済してしまうチキン利食い になったり、まだ伸びるはずと思い込み 利確タイミングを逃して利益が減ってしまったり フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 と利益を残す事ができません。
本日はこの フィボナッチエクスパンションとは? といった初歩的なところから、 チャート上での引き方 、 実戦での使い方 などを解説していきます。
フィボナッチエクスパンションとはなんぞ?
ずばりフィボナッチエクスパンションとは、 「フィボナッチ=フィボナッチ数」 を元に相場を 「エクスパンション=拡張」 させてラインを引いてくれるツールです!
「チョット ナニイッテルカ ワカンナイ」と思うのでさっそくブツを見てみましょう。
↑のような上昇トレンドの場合、 ①起点となる安値 → ②高値 → ③押し安値 を結んであげます。
「フィボナッチ数」 を根拠に相場がどこまで 「拡張(伸びる)」 されるか を予測したラインが表示されるっていうスンポーなんですね(´ー`)
イケイケのトレンド相場だと 「前回高値までだとちょっと物足りない、けどその次の高値までは数百pipsあって狙いづらい」 なんてことがあるので、そういったときの利確目標として使うのがおすすめです。
フィボナッチエクスパンションの見方
フィボナッチエクスパンションは ①から②の値幅(高さ) を基準として、③からどれだけ伸びるか を予測したラインを表示してくれます。
水平ラインの「100.0」というのは ①から②の値幅(高さ) の100.0%、すなわち同じ値幅分③から伸びたところを表示したラインということです。
「61.8」のラインは ①から②の値幅(高さ) の61.8%の値幅分だけ③から伸びたところで、
「161.8」も同様に ①から②の値幅 の161.8%③から伸びたところってことです(´ー`)
相場には 過去に出現した値幅が未来の相場でも同じように出現する可能性が高い という考えがあり、これはN計算値といって一目均衡表を作った人が過去の相場から見つけた1種のチャートパターンのようなものなのです。
フィボナッチエクスパンション実戦での使い方!
【とある日のEURJPY/4時間足】
こんな相場を目の当たりにしたら MA50からの押し目買い を狙いたくなるのがFXトレーダーのサガってもんです(・∀・)
相場によっては 前回高値までの値幅が不十分(20pips前後) だったり、 上位足もイケイケのトレンド相場で更に上を狙えそう 、なんてことがあったりもします。
【EURJPY/日足】
【EURJPY/4時間足】
先にお伝えしたとおり、 ①安値 → ②高値 → ③押し安値 と結びます。
チャートツールMT4での引き方を解説
『スマホ』ではこうやって引くフィボナッチエクスパンション!
『PC』ではこうやって引くフィボナッチエクスパンション!
フィボナッチエクスパンションは価値あるツールだども…
そういった お手頃な抵抗が見つからない ときや、 イケイケのトレンド相場で狙うべき抵抗が見つからない ってときに、根拠を持って利確目標を設定したい際に使うのがおすすめです♪
決済についてもっと詳しく知りたい方は先日リリースした 「七ノ極意」 もぜひ手にとっていただきたいので、ORZのFX指導企画 「FX道場」 の方をお訪ねいただければと思います!
フィボナッチ エクスパンションの引き方【まとめ】
フィボナッチエクスパンションの引き方は簡単!
底値 → 高値 → 次の安値(2番底)の3点 にポイントを当てれば完成です!
フィボナッチエクスパンションで一番重要な点
エクスパンションは、まずは天底から引くべき!
フィボナッチ エクスパンションはどんな展開で有効?
- 伸びた相場が一旦戻った時。
- 伸びた相場がそれ以上伸びるか、それとも戻るか?を判断する時。
- 底値圏から立ち上がるかどうかを判断する時。
- 底値を割れて下落する可能性を探る時と、下落中にさらに売り叩く時。
相場が一旦戻った時、底値圏から立ち上がるかどうかを判断する時。
フィボナッチエクスパンションで押し目買いをする方法(FX ドル円での使用例)
- エクスパンションのラインを越えたから「底値圏から立ち上がった」と判断して買う。
- 次にエクスパンションが抵抗になって上昇する時にも買う(押し目買い)。
※指値(さしね)…値段が下がった時に買うように予め買う値段を設定しておくこと。指値をしておくと、チャートを見なくても良いので楽です。
エクスパンションのラインを超えた時に買う、押し目になったら買う 。
エクスパンション”フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 裏”の使い方
- 伸びた相場が一旦戻った時。
- 伸びた相場がそれ以上伸びるか、それとも戻るか?を判断する時。
- 底値圏から立ち上がるかどうかを判断する時。
- 底値を割れて下落する可能性を探る時と、下落中にさらに売り叩く時。
底値を割れて下落する時のエクスパンションの使い方(裏の使用方法)
このように安値を割れて上昇が下落に転じる時、エクスパンションをブレイク出来なくなります。
これが分かっていると、上下の転換は簡単に分かります。
だから、気にすべき値位置は一つ。
あなたはこれまで、安値割れで売れ、というように教わったかも知れません。ただ、それでは遅すぎるのです。もっと上にエクスパンションのラインはあります。分かっている人は皆そのラインから売っていますので、安値割れで売っている人は決してベストタイミングではないのです。
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